今ならもっと早く、もっと高く、もっと自由に


最高のコンディションの時に板が走らない
特にキンキンに冷え込んだ朝一
2013年、キレキレのラジオ体操をする僕らに声を掛けて朝一のゴンドラでこの映像を撮影していただいたこの日もそんな最高の朝だった
これがある意味朝丸の始まりだった
いつもだったらもっと板を走らせ、壁のもっともっと上まで突き抜けてターンをしているのに
この雪は走らなかった、、いや、このソールを走らせることができなかった
マイナス15度以下、時にはここ群馬でも2,000Mのこのスキー場ではマイナス20度以下のドライパウダーになることがシーズンに何度かあるし、それに当てる
この状況で走らせることができたら、、そんな思いで開発を続けてきた低温時の乾燥した雪でも走るワックス
どうにかせんシーズンの2月に開発を終え、販売にこぎつけることができたが、あの経験したことないほどの雪不足によりここでは試すことができなかった
その代わり、さらに厳しい環境の北海道の北大雪、富良野岳、旭岳でマイナス20〜25度でテストをし成功した
きっとこれから訪れるシーズンにこのコースで活躍をしてくれるだろう
そして、この春に新たなブラシを使うことで、そのワックスの性能をさらに高める結果を出した
同じワックスであっても、それをどのように使いこなすか?それで滑走性能や持続性は大きく変えることができる
さて、2016-2017シーズン、あと2ヶ月もすると軽井沢プリンススキー場がオープンする
9月に入ると、みなさんからお預かりしている板、そして今シーズンの新しい板のチューンナップも早くあげないといけないと尻を叩かれている気分になる
さてと、チューンナップの続きをやろう

今シーズンも朝丸で会いましょう!

PHOTO/MOVIE:Yasuhisa Chigira

この記事は1年以上経過しているため、情報が古い可能性があります。

NEW OLD

JUNICHIKOSHIMIZU.COM