永く、その時の乗り味を楽しむ

チューンナップに出していただいた2006年モデルのGENTEMSTICK BIG FLOATER
10年経った今ももちろん現役で乗っていただいています
そのデザインも古臭くなることもなく、知らない人が見たら数年前の板だと思うでしょう
乗り味は販売当初とは変わり、今ではお客さんの体重や脚力、ライディングのくせにより、馴染んでいき乗りやすい板に成長していると思います
一般的な板では”へたる”と言われるように、数十日乗り込むと、その性能は下降線をたどり始め、振動を吸収しきれなくなりバタついて板は乗りづらくなっていくでしょう
僕が知る限り、GENTEMSTICKは、それくらい乗っていくことでやっと自分にあった乗り味に馴染んでいきます
先シーズン購入した板は、まだ固くて…今シーズンは少し乗れるようになるかな?というものもあります
もちろん、その人の扱い方や乗り方によって、何年持つか?それはそれぞれですが、多くの方々が当たり前のように10年、中には15年前の板を大事に乗り、チューンナップに出してくれています
自分がその板に乗り慣れていくのと同時に、板はそのオーナーの癖に馴染んで、お互いに歩み寄って行くのです

僕が29年間のスノーボードをやってきて何枚の板に出会ったのか数えていませんが、2006年のTTモデルが一番永く、回数も一番乗っている板となり、今でも年に何回か好んで乗っています

今シーズンは、2001年モデルのDPT172を新たなチューンナップをして乗ってみたいと考えています

この記事は1年以上経過しているため、情報が古い可能性があります。

NEW OLD

JUNICHIKOSHIMIZU.COM